• メダカの飼い方について
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メダカが産卵したので飼育水槽の中から採卵しました

今年4月29日の事なのですが、我が家のメダカも産卵をしてました。卵を抱えているメスは4月に入ってから数匹確認していましたが、産み付けられた卵を確認したのは今年最初です。よく見ると目が出ているので孵化もすぐだろうと思っていましたら、5月3日に無事2匹産まれました。いつうまれてもよいようにグリーンウォーターを作っておいたので5月中旬位まではグリーンウォーター内で大きくなるのをまつしかありません。去年の経験からだと7日位しないと稚魚用のエサをあげても食べる事ができなかった気がします。(メーカーの説明書には生後3、4日でエサを食べるようになると記載あり)メダカの稚魚が死んでしまう最大の理由は餓死のようです。

針子(メダカの稚魚)
メダカの稚魚

グリーンウォーター
メダカの稚魚飼育容器

狭い飼育槽の中では食べやすいエサを巡って熾烈な奪い合いが繰り広げられているのでしょう。遺伝なのかわかりませんがエサを食べるのが極端に下手な生体と上手な生体がいます。少し厳しい見方かもしれませんが食が細いと生きていくのが難しい気がしますので力尽きてしまう幼魚がいても致し方ないと割り切ってます。ですが、この産まれて5日目位から1ヶ月の間、しっかりとエサを食べさせる事で生存率をあげる事ができます。成魚と分けて飼育していれば天敵はボウフラかヤゴ位です。7月以降は日光は必要でも水温が上がりすぎると全滅する可能性があります。しっかりと飼育場所を選ばないといけません。

メダカの卵
メダカの卵、採卵後

針子(3ミリくらい)から1センチくらいになるまでは目が離せませんね。今年は量より観察記録をつけてじっくりと観察することができたらと考えてます。水温が上がってきてメダカの食欲が旺盛になってきました。エサを与えても数分で食べきってしまいます。水面に落ちた蚊(成虫)もつつかれて食べられてました。きっと今が一番成長する時期なのだとおもいますので太陽に当たる時間を増やしてこまめにエサを与えて丈夫なメダカになってもらうようにしてゆこうと思います。

トンボ(メダカの稚魚)
針子

更にメダカの稚魚が産まれました

5月7日現在5匹のメダカが生まれました。池の補修が無事に済めば今年は池を半ビオトープ化して池で自然繁殖を試みてみたいと思ってます。今使っているメダカの飼育水槽では楊貴妃か三色を購入して飼育できたらいいなと思っています。しかし、この夏は色々と全国各地に飛び回らないといけなそうなのでちょっと飼育には自信がありません。ふと、疑問に思った事として、メダカの卵ってヌマエビに食べられたりしないのかな??

一般的にはメダカの卵をミナミヌマエビが食べる事はなさそうです。ヌマエビが捕食するより成魚が食べてしまう事のほうがお多いと思われます。ですが、飢餓状態のミナミヌマエビだと弱っている成魚や卵を食べる可能性があるようです。今は隔離していますので特に問題はありません。稚魚といえども日中は動きが素早いので夜オタマをうまく使って選別をします。おたまだと生体を傷つけることなくとりだせます。手順としてはざっくりと大き目の網で対象となる稚魚を捕まえておき、最後にオタマで水と一緒にすくう感じです。これだと生体に触れる事なく容器から入れ替える事ができます。

100円ショップで購入したオタマ
オタマ

メダカ飼育の一つの楽しみはこの繁殖にあると思います。顕微鏡があれば卵を採卵してから経過日数と細胞分裂を記録できるのですが持ってないから残念です。次の機会でしょうか。メダカやミナミヌマエビは一気に増えますが、寿命もある程度決まっているので、うまく生体が残るように繁殖をして増えすぎず減りすぎずに飼育できる事が望ましいですね。増えすぎてしまったからといって近所の河川や池、沼に放流してはいけません。


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