池に防水セメントを塗ったためその後水を入れた場合アルカリ性になります。アク抜きを行った池の水がちゃんとアルカリ性から中性になっているのか確認する為にpH測定器を購入してみました。安価なものを購入したので多少の測定のバラツキはあると思っていますが、今回はよい仕事をしてくれたと思っています。
5月に池の補修のために防水セメントを塗りました。アクを抜く為に6月は池に極力水を入れずに乾燥させてみました。その後アク抜き剤を投与してみました。どの程度抜けているのかは解かりませんが、最後のアク抜き作業をしっかりやっておかないとメダカ飼育はできません。メダカに限らず魚類は苦手なのではないでしょうか?
このペーハー計測機、アマゾンでポチってしまいました。評価は分かれているようですが、私は比較的つかいやすいとおもいました。池の水のアルカリ性のみをしらべてもおもしろくありませんよね。メダカにまつわる水をはかってみました。
まずはお決まりの水道水。7.7ありました。これってアルカリ性なのか中性なのかよくわかりませんね。
すっぱければ酸性、苦いものはアルカリ性といった感じみたです。pH7を中性として未満の値を酸性、それよりおおきければアルカリ性のようです。中性域は6~8のようですね。ということは水道水は中性ということにしておきます。でもややアルカリ性より。
つぎは池の水をはかってみました。なんと7.1という結果がでていました。アク抜き剤を規定量の1.5倍位入れてたわけなのでそんなものなのでしょう。中性ですね。これなら後は再度綺麗に洗い流せば生き物を入れる事ができるといったところでしょうか?
最後に気になったのでビオトープのpHをはかってみまいた。数値は7.3とまぁ中性域です。水道水よりも低かったのでどれも問題ないと思っています。我が家のメダカもミナミヌマエビも水道水に入れても普通に生活できているのはこの数値の為なのだと思いました。100%水道水ではなく一時的な飼育水です。
このようにpHも問題なさそうなので7月は池を綺麗に再度タワシでゴシゴシあらって水をいれたいと思います。ただ、雨がふると周りの土が流れて入ってくるのでこれをなんとかしないといけません。意外と土が入って水がにごっているように感じる時があります。赤玉土はちゃんと入れる予定なので他の土は入ってきてほしくない感じです。
このpH測定器、使い方はいたって簡単、ただ、最初に付属の粉を水250ccに溶かして数値の調整をしないといけません。酸性よりとアルカリ性よりを2回行いますのでだいたい問題ないと思いますが、ワンタッチと思って購入された方はちょっと面倒と感じると思います。
今回は水道水と池の水、ビオトープの水と3種類を測定しましたが、今後はミナミヌマエビの飼育水や田んぼの土の水もはかってみたいと考えています。田んぼの土が入っている容器にマツモを分けてみましたら半分以上茶色くなって葉っぱがちこっとなくなっていました。これって間違いなく水質やpHに問題があると思っています。メダカの稚魚は問題なく泳いでいます。
昨年沢山の卵をメダカさん達が産み付けてくれたカボンバ。20株位あったのにいま元気に残っている株はひとつもありません。この水草は酸性から弱酸性、pHは5.5から7位が適しているそうです。水道水からカルキを抜いただけでは駄目なんですね。水温と日光の照射や二酸化炭素なども関係があるようです。見ていてとても綺麗な水草だっただけに全滅してしまうとちょっと残念ですね。
続いてアナカリス、こちらは酸性からアルカリ性の水質でも成長するようですね。比較的にどんな環境でも育てることができるようです。そういわれてみると今伸び盛りな感じです。しかし、濁った水では成長があまりよくない感じがします。アナカリスは育った環境が変わると成長がとまるような事を何かで読んだ気がします。phに注意するよりは水温や環境に注意をはらったほうがよさそうですね。
最後にマツモ、こちらは中性でもアルカリ性よりのようです。カボンバとマツモって一緒に育てるのは少し難しいのかな?と思いました。ですが、このマツモは環境の変化に弱いようです。去年から株わけをしているのですが溶けたり、ばらばらになったりしています。pHのせいかなと思っていましたが、どうもそうではなさそうです。
こうやって調べてみると面白いものですね。又何かの機会にこのブログに追記してゆきたいと思います。