我が家のメダカ飼育水槽のうち循環していないものがどんどん緑化してきました。浮草や水草を入れて緑化しているのならば特に問題も無くむしろ喜ばしき事だと思いますが、どうもそんな感じではありません。藻類が繁殖してきたために透明度が下がってきたのでしょう。水が富栄養化してきたのかな?水草も少し青くなってきている感じがします。透明イコール水質浄化ではありませんが、濁った水が透明になるのかという事を検証してみました。
ネットで拾った情報を基に納豆菌を濁った水に入れると綺麗になるような事がいくつか記事で書かれていました。使ったものは納豆菌を基に製造された商品のようですが安易に納豆菌があれば何かよくなるのではないかと思い、前日食した納豆の空きパックについているネバネバしたやつを水に溶いてメダカ飼育水槽に投入してみました。その量大凡10ミリ位。気になるので投入直後の写真をアップしておく
メダカがはっきりと2匹しか写っていないのは水のにごりではなくメダカが上層にあがってきていない時に撮影したからです。うっすらと白い容器の底部を比較対象としたいと思います。黒く見えているのは赤玉土です。
ふとやってみようと思ったのが5月13日。25時間経ってから撮ったものが下記写真です。メダカが沢山見えるのはビジュアルをプラスにみせてやろうという作者の意図と単純にエサをちょっとあげて上層にあがってきた所を同じアングルでメダカに逃げられないように息を止めて、静止して撮影したからです。今朝はエサをあげるふりをしたら上層にきましたので、ひょっとするとパブロフの犬のように条件反射が出来上がっているかもしれません。話がそれましたが、白くなっている部分を見比べてみたいと思います。
どのように検証すべきか、数値的なデータを基に論拠と根拠を導きだすことはできませんが、なんとなくこころもち水が澄んでいるような気がします。一番手っ取り早いのは水を入れ替える事なのですが極力手間をかけずに水が綺麗にならないかと思い行ってみました。結論「どうやら少しだけは澄む様だ」もう少ししたら水を変えたいと思いますが、明日の朝に確認を再度すれば69時間後にはどのような変化がみられるのかがわかると思いますので、明日か明後日に追記したいと思います。
生体にも特に問題がなかったのですが、納豆を検索すると色々と豆に関する害や納豆菌の強さについて否定的な事が情報として存在しました。納豆は体によい食べ物として若い頃から食べてましたが、今回のメダカの飼育を通して少し購入する納豆にも気をつけないといけないなと感じました。遺伝子操作ではなく自然が一番ですね。
2017年5月16日の追記です。納豆菌をメダカ水槽に投入直下、投入後24時間、70時間の写真です。多少光の加減等で明るさが変わっていますが、目視レベルで明らかに水が澄んでいる事がわかります。70時間経過の写真を2枚貼り付けておきます。どちらも同日同じ時間に撮影。角度を変えてみました。円偏光フィルターなどがあればもっとはっきりとした水質について記録ができるのかと思います。結果として納豆菌は緑色に濁り始めた水には有効である事がなんとなくわかった感じです。ここで一つ疑問がでてきました。グリーンウォーターに有効なのか?もし有効だとするとグリーンウォーターはメダカ飼育では有効な水の為納豆菌は投入しないほうがよいのかな?とも思ってしまいます。
2017年5月17日追記です。明らかに水が澄んでます。通常4日もあれば水はもっと緑色に変化してゆきますが透明感をおさえる事ができているようです。何故このようになったのか?理屈はよく分りませんが一応納豆菌投入は成功のようです。もう一つ同じ形状の飼育水槽があるので、そちらにも納豆菌を入れてみたいと思います。明日の朝に実験開始をしたいと考えてます。緑色に濁った飼育水槽だとエサをあげてもすぐに水面にあがってこないような気がします。
2017年5月22日追記です。210時間が経過しましたが水が青緑色になる事はないようです。このメダカの飼育水槽は成功したようです。完全に透明にちかいです。これが水質をよくしている事ではありませんが、富栄養化が防げている事だけは間違いなさそうです。納豆菌を投入後に特にメダカが死んでしまったわけでもないので相性は悪くなさそうです。他の微生物との関係はどうなのか?わかりませんが、生体が1週間以上生きているので問題無しと判断します。
2017年5月26日追記。今朝は雨。納豆菌を投入して約4日位で緑化しはじめた水が徐々に透明に変わってゆきました。1週間もするとほとんど透明な水になりその後も透明な状態を維持しております。東側で飼育している為ひょっとすると太陽があたる量が
少ない為にケイ藻類が光合成して成長しずライのかもしれません。この間に死んでしまったメダカは一匹もいません。その代り藻が伸びてきました。