マツモとエビだけを入れていた飼育水槽があるのですが、4月はマツモの先っぽが赤っぽく色づいておりました。どうやら肥料など栄養分がすくないと赤くなってしまうようですね。このマツモ、根っこがないのに成長するのには驚きです。体全体から養分を吸収しているのでしょう。でもちょっと綺麗な気もしました。水草の成長がよいと水質も安定します。
養分が少ないとなれば、肥料をあげればよいのでしょう。ただ、エビを飼育している所に肥料はあげずらいです。エビの排泄物だけでは駄目だと判断してメダカを6匹ほど投入してみました。水量は15~18リットル位あるはずなので6匹なら丁度良いかんじでしょう。間引かれてちょっとかわいそうなメダカ達かもしれません。
ミナミヌマエビは水槽にいる個体にあわせて繁殖をすると何かで読んだ事があります。ようは、増えすぎず減り過ぎず繁殖をくりかえすようです。でもこの飼育水槽の中には30匹近いミナミヌマエビがいます。去年は数匹しかいなかったのですがうまく繁殖してくれてきづけばうじゃうじゃ小エビがいました。抱卵体は見た感じ3,4匹はいますので、100匹ちかい稚エビがうまれるのでしょう。
昨年は、その稚エビを夜な夜な光を当ててオタマですくって別の飼育水槽に入れて株分けならぬ海老分けをしてました。夜光を当てると黒いものに逃げてゆく習性があるようで簡単にオタマに入ってくれます。メダカも夜だとこのオタマで簡単にすくう事ができます。昼間だと絶対むりですけどね
ミナミヌマエビは寿命が1年位でその間に2回位5月と11月頃に産卵するそうです。そろそろ半分位がお亡くなりになる前なのでしょうか?このままだと一方的に数が増えてゆく気がします。その前にメダカに稚エビがたべられるような気もします。
メダカがいるあたりのマツモ、本来は1本づつしかなかったのですが、いつも間にか新芽が沢山分岐していて枝分かれしていました。マツモの増やし方は簡単で3,4センチ位カットして放置しておくとそこから新芽が出てきて増え始めるそうです。ちょんぎって、放置して増えるって、なんだかプラナリアみたい。この飼育水槽内にも白いプラナリアが数匹います。リセットしようか考え中です。
メダカ投入後3週間ほどで枝分かれしたマツモがさらに伸び始めてきました。この分岐したやつを根元からカットすればよいのでしょうかね。今年は水草の森をつくりたいと思っているのでまずはマツモの森でも作ってみますか!!カルキが苦手のようなので株分けする時はちゃんと水あわせをしないといけなそうですね。
エビがいるのでエアレーションをしていますが、このあたりが成長を促進させたりしているのかなと勝手に思ってましたが、となりにあるビオトープのマツモの成長速度は更に倍位なので、エアーよりは水を少しだけ富栄養化させる事がポイントかもしれませんね。マツモ単独よりは他の生体といっしょのほうが都合がよさそうです。
ミナミヌマエビが気持ちよさそうに食事をしています。この水槽、去年の5月頃に立ち上げたのですが、その間一度も水替えをしておりません。エアレーションをしている為他の水槽よりも水分が無くなりやすいので1週間に2回位水を足してあげるだけでした。全体の容積の20%位しか水を足さなかったので思いっきり水道水でした。エビもマツモも特に水を足す事で死ぬことはありませんでした。
日光の力が必要不可欠なマツモです。1ヶ月でどの位伸びるのか?今後が楽しみです。プラ舟ビオトープのマツモはどんどん伸びてます。このままだとかなり長くなりそうです。一緒にアナカリスもかなり長くなってきてますね。どちらも綺麗な水で飼育すると成長が早いと感じます。