4月に採卵したメダカの稚魚が1.5ヶ月でだいぶ大きくなりました。グリーンウォーターでかなり放置気味で育てておりましたが、5月頃からちょっとづつ配合飼料等を与えてみました。ですが、ほとんどグリーンウォーターで育ったと思っています。何せ、エサやりは一日1回朝のみですので、早く成長させるために必要な量は与えることができていません。メダカの稚魚の成長にも記載をしています。
とにかくメダカの稚魚を飼育する為には、まず卵を親に食べられやすいという産まれるまえに物理的障壁が待ち構えています。卵からしっかりと親と分けていないといけないわけですね。採卵した卵もそのまま放置しておくとカビが生えてしまい、卵が腐ってしまいます。毎日コツコツと卵に気をかけていかないといけません。
メダカの卵から稚魚が産まれたとワクワクしながらグリーンウォーターの水槽に入れるのですが、一匹を追いかけるのはだいたいこのあたりで終わってしまいます。その後数日間に産まれた針子を一緒にしてゆくので何時生まれたのかが正直よくわかりません。日がたつにつれて体の大小様々な稚魚が混泳しはじめます。だから複数の稚魚を一か所で飼育しはじめるとどうしても選別作業が必要となってくるわけです。
だいたい10日、10日、30日と10日刻みで稚魚の飼育水槽を大きさでわけながら飼育しています。ちょうど生まれて10日目位になると一回り位大きくなったなといった事が確認できます。
今回は2017年最初の稚魚の個体別の選別を行いました。正直飼育水槽が足りていないので納豆菌を投入した飼育水槽の中の成魚を他に移してそこに大き目の稚魚を入れてみる事にしました。結局納豆菌を投入しても太陽に照りつけられた水槽の水は透明にはならずグリーンウォーターのままでした。稚魚飼育にはもってこいではないでようか?
ちょっと水質としてはトロミがあるので良くないかも?と思いつつもミナミヌマエビも生きているので特に問題はないと判断しました。グリーンウォーターについてはよいグリーンウォーターと悪いグリーンウォーターがあるようです。生臭いとあまりよくないようですね。エサによって水の臭いが変わる気もします。
一日たっても特に生きている模様です。とりあえずは今回は問題なかったと思っています。
アマゾンで小さな魚等をいれて体長をはかる入れ物を購入しました。あまり大きな魚ははいりませんが5,6センチの魚なら問題無く計る事ができます。初めてつかってみましたが、蓋もついていてなかなかグッドです。ちょっとおっかなびっくりな感じで最初は暴れておりました。
暫くするとおちついてきたのか普通に泳ぐようになりました。最近は真上から見るメダカばかりだったのでこのように360度どこからでも見れるのはちょっと新鮮さを感じます
この二匹は1.5センチまで成長していました。3~4ヶ月で成魚となるメダカです。早ければ来月7月にはもう繁殖活動に入っているかもしれません。全部の成魚を抜く事はできなかったので、現在この二匹は3~4センチ級と一緒に泳いでいます。いじめられない事を祈りましょう。