朝は雨が降っていないからと安心して出かけて日中留守にする事があります。仕事をしている方なら当たり前の事です。メダカ飼育につきっきりというのは生産者や販売店、仕事をされていない方くらいでしょう。ほとんどの方は日中はメダカにつきあっていることができないと思います。もちろん私も日中は仕事をしている為、メダカにつきっきりではありません。
一年前の出来事ですが、メダカをトロ舟で飼育しはじめてからの事です。最近よく聞くゲリラ豪雨ですね、あの集中豪雨の際に水かさが増してメダカが数匹外にでておりました。早く気付けば全て助けることができたのですが、豪雨の時は私も家の中におりまして、雨が止んで暫くしてからメダカにエサをやりに行ったら10匹位のメダカがトロ舟の外でお亡くなりになっておりました。
無知は罪だなと思いつつ、去年はその後雨が降っても大丈夫なように半分網戸を敷いてみました。我が家のトロ舟ビオトープは微妙にわざと傾斜をつけており水深に強弱をつけてます。水深がある側がもちろん下側になり、水があふれる場所なので底を重点的に囲うように設置しました。
暫くは網戸で囲う事で問題はなかったのですが、この網戸と容器の隙間に入るメダカ達が増えてきたことと、ミナミヌマエビが網戸に足をかけて水面から出ている事をみて少々問題があると判断し日よけを作って日よけを作りました。この日よけの上にベニヤ板をのせることで簡易的に雨からトロ舟を守る事ができます。
毎日天気予報を見て、その日集中豪雨や雨あしが強いと思えばベニヤ板を置いて家を離れました。そうする事でメダカが増水によって外に出ることはなくなりました。ひとまず問題解決。しかし、あまり板を上に置いておくと日光を遮ってしまうので水草や他の植物の育成に問題がでてきました。ホテイアオイなんかも一時的に成長が止まった感じがしましたね。
この春には網戸をとっぱらいそのままにしておりましたところ、集中豪雨にやられて1匹お亡くなりになりました。幸いな事に今回は1匹だけですみましたので運が良かったです。このままでは7月、8月に似たような集中豪雨でさらなるメダカがお亡くなりになる可能性があります。
このメダカ達、非常に不思議なのですが、何故流されるのでしょうか?それはメダカは増水時には流れにのって流されてゆく習性があるようです。川だと河口付近まで流され、その後少しづつ遡上してゆくそうです。トロ場に避難をするという選択肢はどうもないようですね。鯉や金魚とは違うようです。
丁度今のプラ舟はプラナリア達が発生しているので一度リセットを検討しています。なので、リセットと同時にプラ舟に穴を空けて水位を維持できるようにしておきます。その方が安心できそうです。ただ稚エビや稚魚は穴から流れてしまいそうですのでそのあたりの対策をしっかりとしておきたいと考えてます。塩ビ管と金網をうまく活用すればなんとななるかなと考えています。
もうすぐ池でメダカを飼育できるようにあくぬきをしています。なので池が完成したら、そちらの増水対策も併せて考えてゆきたいと思います。