布袋葵と書くみたいです。外来の植物のようですね。葉があおいににているからホテイあおいといわれるようです。とても綺麗な花をさかせます。葉は確かに印籠のアレににているかもしれません。詳しくはウィキペディアでも参考にしてもらえばよいとおもいますが、とにかく繁殖が凄い!!この一言につきるのではないでしょうか?みるみる増殖してゆきます。夏場はあっという間にあたり一面がホテイアオイだらけになってしまいますね。
水にぷかぷかういていますが、鉢植えも可能のようです。特に肥料がなくても勝手に増えてゆきます。又、直射日光があたる位の場所だと葉の色が濃くなりつやつやしています。栄養が少ないとじゃっかん葉の色が薄くなっている感じです。バケツに水いれて放置しているだけでも一月もすれば一株から3株位に増えてしまうちょっぴり厄介な植物です。
とにかく夏場はすぐに増えてしまうので処理にこまります。生ごみにでもだすしかありません。狭い水槽の中でもぎゅうぎゅうになって増殖してゆきます。とにかく恐ろしい生命力です。
自然のものでも、購入したものでも根っこに色々な微生物や好まれない虫や生き物がついてくる事があります。貝が付着していて気付かないとあっという間に水槽の中で繁殖してしまい、景観を損ねる結果になります。水槽に入れる前に根っこを炭酸洗浄したり、薄いアンモニア液で洗浄して暫く他の容器にうかせて何も問題が無いか位みても問題ないのではないでしょうか?
結構モノアラガイなどは付着していることが多いので要注意ではないでしょうか?
水替えをしたりする時に成長しきったホテイアオイの根の中にメダカやヌマエビを一緒に飼っていると何匹か入っていることがあります。清掃するときは少し注意したほうがよいですね。私はよくミナミヌマエビの稚エビと小さいサイズのメダカが入っていることが多かったと記憶しております。
ほとんど表層をホテイアオイが独占してしまうことと、根が思った以上に伸びてきてしまうので、他の水草と一緒にして育てるにはホテイアオイを剪定しておく必要があります。
ホテイアオイは水中の養分をすいとってくれるようなので、水を綺麗にする事が期待できます。又、メダカが産卵をする時に産卵床にする事が多いのと、外敵から身を守る為に根の中にかくれたり、葉の影でじっとしていたりする場所を提供してくれます。夏場は日陰にもなります。
ただ、ホテイアオイによって結果水中酸素量が減ってしまうようです。私はミナミヌマエビをバロメーターにしています。
2016年は一回しか見ることができませんでした。今年は株分けしたものから何故か沢山花を咲かせています。観察していると葉っぱの色が若干薄いものにつぼみがつきやすいのかなと思ってますが、真相はよくわかりません。
霜にあたったりすると枯れます。急に茶色くなって原型だけが残る感じです。氷がはっても一緒でやっぱりほとんど枯れてしまいます。なので、冬場は氷がはらないように温室で育てつつ、氷がはらない場所で保管する必要があります。
今年はホテイアオイを越冬させる事に成功しました。ですが、5月の頃はちょっと株が小さくメダカの産卵までには好ましい大きさの株まで成長させることができまえせんでした。ある程度短期間で大きくさせることができたらよいなと考えてます。/p>
今年は発砲スチロールに入れて温室をつくりそこで越冬させようと思います。去年は越冬して残った株は5株ほどでしたが、その全てがそれぞれ大きくなるまで2ヶ月近くかかりました。それでも7月に入ると株も沢山ふえてきて、いまでは30株以上になりました。
去年は8月に咲いたホテイアオイですが、今年は少し開花が遅いように感じました。蕾から開花までに約半日位の時間がかかっているようにおもえます。株はどんどん増えるのに花はほんの1日しか咲いてくれません。しかし、この1日の為にホテイアオイを世話する楽しみがあるようにも思えます。紫色で気品のある色合いで上の花びらだけに黄色いポイントと妖しい薄紫が入ったこの独特な色彩はなんともいえませんね。今年は1本から3つの花が咲く株が多かったように感じます。
日照不足なのか青々していた葉が脱色したかのように黄緑色に変色しています。荒木田土で栽培しているホテイアオイは午前中しか直射日光にあたりませんが青々としています。しかし、花が一切さきません。そろそろホテイアオイを愛でる季節は終わった感じです。これからは冬支度にむけて残す株と霜や氷にやられない環境を作ってあげないといけませんね。我が家のホテイアオイは全て越冬したものです。春先の成長の遅さがメダカの自然繁殖活動に致命的でしたので、今年はじかに土に植えてみようかなとも考えております。