二匹の違うメダカからどんなメダカが産まれるのか?あまりいままで気にしてませんでしたが、今年は掛け合わせについて勉強してみようと思います。細かいことは省略して、まずは簡単に、2匹の親から産まれた子(F1)を育てて、F1のみで繁殖を行い次世代を作る(F2)このF2のみで繁殖をおこない親に近いメダカを作ってみようと思います。(F3)
F3までのスケジュールを追ってみると、交配から親になるまでが約3ヶ月、F3が交配をするまでは9ヶ月かかる計算です。4月に産まれた子だと12月に交配させないといけない計算になります。こうなると秋口以降も夏と同じ環境をつくらないといけない計算になります。目標は赤っぽい色を自力でつくれるのか?来年あたりから着手する感じだとは覆います。
10月以降は選抜した子を屋内飼育に変更すればよいのだと思いますが、まずは目標F2の子供をまずは作ってみるということかなと思いました。まだまだ知識が少ないので何をどのようにするのかは手探り状態ですが、何か面白い発見があればと思います。
そこで、まずは幹之だけの親でF1の卵を採卵してみました。他の卵と完全に分けたい為に12個のみ採卵をして、ペットボトルにて常時持ち運んでみました。メダカの卵を持ち歩いて生活している人ってそんなにいない気がします。日本人初か(笑)?
仕事の為に新潟県上越市に来ていた時に最初の一匹が孵化しました。針子誕生です。何度見ても針子って不思議なかわいさがありますね。うまれて2,3日はエサなしでも生きているので自宅に戻るまでは水温を気にしていれば問題ないでしょう。
上から見た針子です。12匹全て孵化しました。しかし、ペットボトルの大きさを変更する際に1匹ボトルにくっついてしまったようで持ち帰って数を数えたら11匹でした。この数で繁殖できるのか少し疑問になります。
針子の観察をしているとどうも粉末の飼料等をあたえても暫くは食べていないように思えます。更に水がすぐに汚れるような気がしますね。そこで、アナカリスを一房、エサはゾウリムシを与えてみます。よく見ていると針子がゾウリムシをおっかけているようにみえます。早く成長させるのには期待大ですね。
ちなみに、成長の比較をするためにほぼ同じ条件で幹之の針子を多く入れたものを隣においてみました。針子の数をわざと多く入れてあるのでサービスで荒木田土を入れてみました。
他の針子よりも成長が早く感じます。1週間たってからの成長の早さがよく感じますね。粉末のエサをあげてみるとよやく少しつついています。早く大きくする為には水量とエサと温度が重要なようですね。
数が多いほうは同じエサでも成長が遅く感じます。あきらかに体の大きさが違ってきています。今回はF1を作る為に他と分けて飼育をしているのですが、針子を早く稚魚にするには、土と水、目に見えない微生物なのかミネラルなのかも関係しているような気がしました。
産まれてから約1ヶ月の針子が稚魚になりました。6月11日に採卵、6月20日に孵化、現在に至るといったところです。約1ヶ月で1センチ程度まで成長しております。