池でのびのびと育ったメダカは大きく成長しますね、昨年夏頃に池に放したメダカ達を池掃除の為に回収しました。ほとんどエサを与える事が無かったのに大きく成長してくれました。小さいメダカは昨年秋に池で産まれた稚魚たちです。約10匹ほどおります。秋口に大きくなれないメダカは越冬できないと言われておりますがなんとかこの10匹は厳しい冬をのりきりました。
なのできっと生命力が強いと思っていますが、ほとんどが白メダカのような体色です。特にエサを与えていたわけではありませんがよく成長するものだなと関心します。池のメダカには一切エサを与えていなかったので微生物や藻類を食べて成長したのでしょう。改めて生命力を感じます。
毎年の事ではありますが、5月ゴールデンウィークは池掃除。これがなかなか苦戦します。ポンプを使って水をくみだすところまではよいのですが、秋から春にかけて体積している落ち葉が腐ってヘドロ化しているのを回収するのは何度やっても嫌なものです。おまけに今年は狸の糞入りの池の水です。
昨年池の水が漏っていたようでしたので、防水セメントを使って前面補修しました。なのでスネール等は一切いなかったはずなのに、春先に池を覗くと沢山のスネールがおりました。きっと狸の糞にまぎれていたのでしょう。壁面には沢山のスネールの卵もありました。
徐々に水をとってゆき最後は灯油を入れるあのシュポシュポを使って完全に水をとりのぞきます。その後まる二日間乾かし壁面や底面の汚れをタワシを使って磨きあげます。昨年の下手なセメントのバリ等を少しケレンがけしました。その後ごみを取り除き更に水洗いをして汚れを取り除きます。
このように真っ白な池になったら暫く乾かして終了です。今年はこの池に何を入れようか色々と迷いながら掃除をしておりました。もともと錦鯉を飼っていた池なので久しぶりに錦鯉もいいなと少し心動いているのも事実です。カゴをうまく使えば共存できるはず。越冬時だけが問題かな?
40リットルのトロ舟で飼育していたメダカと比較すると大きさはかなり差がでてしまいました。水量とエサの量、温度など色々な事が加味されて成長の速度は変わると思いますが、我が家のメダカは水量で成長がかわるのかなと感じました。
俗にメダカ1匹に対して1リットルの水があればよいといったことがよくネットでは散見されます。一つの目安としてはざっくり良しとみれますが、繁殖させて固体が増えると過密飼育しかできなくなり結果1リットルに1匹という環境はなかなか作れない現実があります。その為に、濾過器やエアー、微生物などを使ったりするのでしょう。
池にいたメダカは暫くは発砲スチロールに入れて飼育してみようと思います。一月位飼育したら別に分けようと思いますが、その間に少しは人間になれさせないといけないなと感じます。近づくとすぐに物陰に隠れるし困ったものです。警戒心が強いので餌付けが目下急務といったところです。
プラ舟で育ったメダカは基本的には配合飼料を食べて成長しているので、優しく?接してあげると水面に指を入れるだけで近寄ってくるようになりました。エサは狂ったようにたべますね。今年で3年目の固体になるのでこの秋口には半分位はお亡くなりになるのではないかと思っています。ちょっぴりさびしいです。
幹之メダカを購入した生産者様からは小さくてもプリッとしたメダカが長生きしてくれると伺いました。今年は少し小ぶりなメダカを沢山繁殖させたいなと考えてます。でも大きなメダカも魅力的なので2リットルに1匹位の計算で池にメダカを入れてみようと思います。