今年の春に購入した幹之、7匹購入して一匹も落ちることなく秋を迎えました。同時期に購入した楊貴妃は3匹が星になり今は4匹しかおりません。今年はこの幹之の累代飼育をしてみようと他の稚魚とは分けて飼育してみました。でも、最初からつまづいた感じです。
そもそもこの7匹の幹之、微妙に色合いが違います。どの色が幹之と呼ぶにふさわしいのか?正直私にはわかりかねるところがあります。しかし、光の伸びについてはどれもそれなりに強光レベルかなとおもいます。この7匹も累代飼育された結果なのだとは思いますがとりあえず自宅に来たときの幹之を親として、以降番号を振ってゆきたいと思います。
雌が抱卵しているのを確認してから最初は他のメダカと一緒に泳がせておりました。今回失敗したなと思ったのは父と母をそれぞれ抽出しなかったことです。ただ、一匹の母親から採卵したので、父は一緒だと考えます。(現実には違っているかもしれません)最初は12個位の卵を採卵したと記憶しています。
この卵から孵化した針子を早く成長させる為に、他の稚魚とは違う容器で推量とエサに注意してみました。とはいうものの、具体的にどの程度の水量から成長が加速するのかはわからないので同じ容器で数に差をつけてみました。これは後々のデータになると思ったからです。実際かなり成長の差というものを感じました。
5月初旬に採卵、5月中旬に針子になった稚魚は7月中旬位には親メダカになるという算段で飼育を開始してみる。実際7月頃から抱卵が見受けられたが、特に気にせず8月は一ヶ月グリーンウォーターとゾウリムシだけで育ててみました。
これがよかったのかはわからないが、同時期に産まれた他の稚魚よりも銀色がしっかりとでていて光もそれなりに伸びているような気がします。一応これをF1にするわけなのですが、これが親のほうがよい気がするのは私だけ?ほかにも産まれた稚魚を比較しても色は似たりよったりな感じです。
最初にペアで採卵でなかったので、もうこの際どうでもいいやと思ってしまい選んだ9匹の幹之から産まれる子供達をF2と定義して飼育してゆこうと思います。現在数匹ですが1センチ程度の大きさになりました。
しかし、この9匹の幹之、微妙に色合いが違う。青みがかったものや金色っぽく見えるものなどがいるのです。こうなると一冬待って、来年の春あたりにしっかりと交配させたほうがよいのかなというのが一般的なみかたでしょうか。できてしまった有精卵50個の針子達が親になりきれるかは別として、採卵したものはなんとか孵化させてあげたいものです。
ここまでは9月20日位までの話。この先F2飼育についてどうするのか?現在迷っています。室内で加温して採卵する手もあるし、冬眠させる方向もありかなと。とにかくメダカは奥が深いと感じます。掛け合わせもしてみたいので、あまり種類は増やせないですね。欲しい品種を購入したほうが手っ取り早いのですが、どんな表現のメダカができあがるのか?こういった楽しみもまたありなのかなと思います。
掛け合わせといえば、我が家には小川ブラックとヒメダカの掛け合わせたF1の子が10匹ほどおります。容器が小さいので、なかなか大きくなりませんが、ぱっと見は母親の小川ブラック系に似ているかなと思います。
メダカってほんと奥が深い。この稚魚たちをしっかりと太らせて越冬準備をしないといけませんね。