例年水質を安定させる為にホテイアオイを投入している。富栄養化を防ぐことが最大の目的で使用していますが、採卵させて孵化させることにも使いやすいですよね?しかし、今年はホテイアオイを入れる事を止めてみたました。去年ホテイアオイが増えすぎてかなり間引き廃棄に手間がかかった事が原因です。そこで、使いまわしができる卵トリーナーを自作してみました。
5月、6月はメダカにとって最も産卵をする時期ではないかと思います。去年はホテイアオイごと回収してバケツに入れて孵化をまったりしていました。でも妙に三次元的に容積をとるので今年は卵トリーナーを自作して採卵をしています。なにせ、メダカ飼育の醍醐味の一つは採卵から孵化までを楽しむことがあげられると思います。
そうなってくると髯のようなもじゃもじゃなホテイアオイよりはキッチンで使うタワシ等を加工したものが使い勝手がよいというものです。メダカ仲間も最近はタマゴトリーナを自作する人も増えてきました。購入すると一つ500円程度しますが、100円ショップで似たような素材を購入すれば一つ作るのに324円で作成が可能です。実際はもっと一つあたりの単価は安くなります。324円は最低の価格かな?
最初は人工物と自然のものだとどうしても人工物には産卵しずらいのではないかと思っていましたが、脚の部分が汚れてくるにつれて卵の着床率が上がったような感じです。購入後いつも物陰に隠れがちな楊貴妃達も最初は水草に植えつけてましたが、最近は卵トリーナに産み付けてくれるようになりました。
しかし、この時期は水質が安定しずらいので、この楊貴妃を入れている環境はかなりよい状態が保てているようです。水換えしていないのにまだ脱落者が1匹もおりませn。(1匹は元気よく外に飛び出し、1匹は気づいたらいなくなってました。14リットルに5匹なのでかなり贅沢な使い方をしています。今はタニシが1匹と子タニシさんが2匹入っています。
たまに足し水をしてPSBをちょっと入れてあげる程度ですが、特に水が濁ることもなく楊貴妃達も食欲旺盛です。最近は顔を見るだけでエサがもらえると思って水面に顔を出してきます。二ヶ月でやっとなれてきた感じです。幹之は水面に手をかざすとすぐにエサが貰えると思ってやってきます。
今年は針子の成長がいつもより遅く感じます。寒暖の差がある為なのか?グリーンウォーターも思ったような出来具合ではありません。差別はいけないと思いますが、ヒメダカはいつもグリーンウォーターで半放置していると勝手に育ってくれている印象がありました。
俗に孵化した針子は3日ほどするとエサをおいかけるような記事をよくみかけますが、うちの針子は残念ながら配合飼料を食べてくれるには10日ほどたたないと全く見向きもしてくれない状況です。なのでグリーンウォーターなんですがね、今年は採卵に気を取られすぎてグリーンウォーター作るの忘れてました。
それと、感覚的な事なのですが、ひめだか、楊貴妃、幹之の順に針子の生存率が低いように感じます。なんとなく感じただけなので間違っていたらすみません。今年は幹之を爆殖させようとせっせと採卵をして針子にさせているのですが、なかなか1センチ越えが一ヶ月してもでてこないのです。
後から産まれたヒメダカさんのほうが早く成長している感じです。そこで、この生存率を上げる為に、ぞうりむしという微生物を購入してみました。わらじむしではありませんよ。
かろうじて目視できる小麦粉のような存在のゾウリムシ。エサは強力わかもととかエビオス錠でよいみたいなので、オークションで購入してみました。まだ培養中なので増えてきたら至急針子に与えてみたいと思います。
この時期一番、針子飼育で一番気をつけなければいけないのはエサ不足です。餓死させない為にもゾウリムシは針子の良いエサになりそうです。タマミジンコのエサにもなりそうな予感。