マツモ神とまであがめられているマツモ。昨年私の飼育水槽には15株ほどマツモが入っておりました。全滅を防ぐために半分はミナミヌマエビしか入っていない水槽に群生させ、残りの半分はビオトープに投入。1本だけプラたらいに入れてみましたが、プラタライのマツモは残念ながら木端微塵に無くなっている御様子です。
マツモは環境適応能力が高く初心者にも育てやすい水草と言われてますが、1本は敢無く溶けてなくなっておりました。メダカやミナミヌマエビは普通に生きておりましたのできっと水質がよくなかったのでしょう。水草の水質管理って意外と難しいのかなと感じてしまいました。
比較的低光量でも栄養を吸収するようなので、水質の浄化に力を発揮してくれます。だからビオトープに入っていたマツモは富栄養化した水を浄化してくれる事を期待してます。要は、マツモを水槽に入れておく事によりエサのやり過ぎによる富栄養化を予防し、水質を安定させコケや藻類などの発生を抑える期待も高まりまるということですね。
マツモを投入しているメダカの飼育水槽やヌマエビの飼育水槽には確かに他の飼育水槽と比較するとコケや藻類が繁茂はしていません。富栄養化を抑える目的で他にもホテイアオイなども数株投入しているので相乗効果が表れているようです。
ヌマエビだけの水槽内のマツモは一年中フサフサしておりました。しかし、この春によく見てみると先っちょがほんのり赤みがかっています。紅葉しているわけではなさそうです。調べてみると、光量不足や栄養不足で色が変わったりするようですね。ヌマエビの水槽だとヌマエビの糞しか栄養がないのできっと栄養不足なのだと思います。そこで少し水質を富栄養化に偏らせるためにメダカを投入してみました。しかし、急激な環境変化には弱いマツモですが、これは全ての生体に言えることではないかなとおもいます。ビオトープのマツモは2月から3月にかけて温室にしていた為かほとんどヌマエビに食べられてしまったようで頭を残して他はすべて木端微塵にバラバラになっておりました。このような事から
ビオトープのマツモですが、これがとても凄い成長力です。1.5センチくらいの頭しかなかったのですが、4月単月でグングン成長しました。今では10センチ位まで伸びてきました。去年の事を考えるとこの夏にどんどん増やして他のメダカ飼育水槽にも投入してゆきたいと思います。もともとはネットのオークションで購入したマツモで、1年で溶けて無くなってしまうだろうなと思っていたのですが、ちゃんと管理をしてあげると繁茂してくるようですね。私の場合はかなり偶然な所もありました。カルキには少し弱い水草のようですのでしっかりとカルキを抜いた水で育成しましょう。
マツモは1本を半分にカットするだけで増えます。冬場に頭だけになってしまい、夏前に再度購入しないといけないのかなと思ってましたがこの一月で10センチ位成長する生命力を見てしまうと数センチにカットしてある程度の日光のなか窒素や栄養を与えてあげれば夏場ならグングン成長しそうですね。ヌマエビとマツモだけの水槽に数匹のメダカを混泳させてから驚くほどにのマツモがグングン成長しています。需要と供給のバランスがよかったのでしょう。